カテーテルアブレーション手術を受けた話。

その他


このお話は個人を特定できない様におおざっぱめに記しています。
この記事は、カテーテル手術を受けるか悩んでいる方や、その周りの方々の
参考になれば、と思い書いています。

20代後半になってから突如現れた発作


私は、20代後半です。
季節は秋頃、仕事中に心臓が大きく早くバクバクするようになり、大体2時間程続いて消えるという
謎の現象に悩まされるようになりました。
心臓の動きがやけにデカい。一回一回の動きが、デカい。
この「心臓がバクバクする」のが、「発作」だということも知らずに生きてきたので、
季節の変わり目だから寒さにでもやられたかな、という程度で始めは軽い考えで放っておりました。

しかし、毎度2時間程は続いていたので、収まった後の脱力感や疲労感が半端なく襲ってきました。
そんなに大変な仕事ではないのに、疲れた疲れたばかり言って、家族に迷惑をかけてしまいました。

何回かなるうちに、「何かを拾う動作をした時」「急に布団などに寝転がった時」によく現れることが分かりました。
あと、すごくたまに「極度のストレスがかかった時」もかな。

2週間に1度は発作が来るようになっていました。

仕事中に起きた発作が数回目になった時、少し呼吸が苦しくなっていたのもあり
仕事が終わり次第そのままその足でかかりつけの病院へ行きました。

そこで測った心電図を見て先生に言われたことは、
「発 作 性 上 室 性 頻 拍」という病気であるということ。

心拍は180/分を越えていて、その場にいた看護師さんも驚いていました。

先生に大病院でカテーテル手術をするしか根治する方法はない、と言われました。

家に帰って家族と相談し、手術を受けることを決めた私は紹介状を書いてもらい、
大病院の先生の元へ行きました。




なぜカテーテル手術を受けると決めたのか


今まで大きな病気はしたことが無かった為、手術を受けるしか根治する方法はないと分かった時、

このまま手術を受けずにこの病気と付き合っていくのか

ということがまず頭に浮かびました。
手術なんて怖すぎる。絶対やりたくない。そういう思いが強かったから。

実際この病気は早急に手術しなくても良い病気で、
発作が来たら薬を飲んで抑える、という生活を送る方法もできる、とのことでした。

カテーテルの方法は、足の付け根から入れて心臓に到達し悪い箇所を焼くそうです。
それ聞いただけでなんか怖い!と思っていました。

周りに相談すると、「手術を受けるべき」と言われたけれど、
そうじゃない、もっと恐怖を分かってほしい、心配してくれているのは分かるけど、
なんでそうも簡単に言える?成功率が9割と高くても後遺症が残る可能性は0じゃない。
もっとたくさんの時間をかけて悩みたい。とも思いつつ、冷静になって考えてみると

まず、私は、子供を産んだことがない。
妊娠時や授乳時に発作を抑える薬を飲むことができない。
今後妊娠できたとしたら。
万が一妊娠中に発作が来てしまったら。
赤ちゃんに負担をかけてしまうのだろうか。

そう思うと、身軽な今、手術をしておけば安心だろう。

という考えにたどり着きました。

もし、カテーテルアブレーション手術を受けるか悩んでいる方がいるのであれば、
以下のことも考えてみてください。

・手術を受けなくても直接は命には関わらないが、次に起こる発作で自分が倒れないとも限らないこと、薬と付き合っていくことになるということ
・手術を受ければ、根治できて、もう気にしなくて良くなるかもしれないということ
(人によっては1度で手術が終わらない可能性もある)


先生とも相談しました。
今後妊娠を希望するのであれば、早めに治療すべきですとの考えだったので
大病院に足を運んだその日に、先生に手術を受けることを話しました。


手術を受けることを決めたけど、実際は恐怖の毎日で


手術を受けることを伝えた日から1か月ちょっと後に手術をすることになりました。

それまでの毎日が恐怖でした。
おおげさだと思われるかもしれないけどとにかく怖かったです。

怖くて怖くて怖くて。発作が来てない時は、元気でなんともないのに。
むしろ、元気だったから恐怖だったのかもしれない。
全身が動かない程悪くなっていたら、「早く手術したい」という感情になっていたかもしれないけど、
普通に朝起きて仕事行って夕飯作って、な毎日を過ごしていたから
考えてしまう時間が多くて余計に悩みましたね。



Day1.入院日。


ここからは日記形式で記しておきます。ご了承ください。

day1.入院日。

とうとうこの日がやってきた。
次の日、ついにカテーテル手術だ。
今日は採血をした。6本なんて多い。
注射が苦手なので怖かった。私の血管は見えづらいらしく、刺し直した。

夕食は普通に食べることができた。
シャワー室も借りることができた。
意外と大丈夫な気がしてきた。
患者さんはよく言うらしい。
まな板の鯉だから覚悟が決まるんだと。

Day.2 手術当日。


眠れなかった。
やはり怖いのだろう。
正午に手術室に入るらしい。先にやってほしかった。待ち時間が怖すぎる。

朝ごはんは出していただけたけど、ほとんど食べられなかった。申し訳ない。

朝少し時間があったのでシャワー室を貸してもらった。寝ている時に大量の汗をかいてしまったから。

ついに時間が近づき、点滴を入れようとしたけど全く入らなくて苦戦していた。
3~4回は刺しなおした。プロでも扱いにくいのね、私の血管。注射嫌いの私、緊張が悪化。
尿道カテーテルも付けた。狭いのか、刺す時とても痛かった。

ストレッチャーに乗り、運んでもらった。途中で旦那と合流。涙が止まらなかった。
(良い年して恐怖で泣くって(笑))
一緒に手術室前まで行った。
後で聞いた話、私が手術室に入った後、旦那がもらい泣きしたらしい。
それ聞いて、ああ、本当に心配してくれていたんだね、と思って嬉しい気持ちになった。

手術室は広くて、看護師?さんがいっぱいいた。たくさん慰めてくれた。
機械もいっぱいあった。
まだ泣いていたので、先生に「緊張しすぎて心拍あがってるよ」と言われた。

今思えば笑える。良い大人が泣いてるのも怖いよね。
(泣いていたといっても、涙がこぼれ落ちるおとなしい程度ね(笑))

点滴は全身麻酔を選んだ。点滴に入れてもらうタイプのものだ。
いつの間にか寝てしまったようだ。眠くなる瞬間すら分からなかった。

目が覚める。
手術中だった。こわ!!!え!!!どどどうしよう。見慣れない機械が私に迫ってくる。
記憶が途絶えた。寝たらしい。
(途中で目が覚める人をあまり聞いたことがないのでまさかの事態に驚きました)

二回目の目覚め。
今度は手術は終わっていた。とりあえず安心。
2時間程度で終わるはずの手術が、3時間程かかってしまったらしい。

目が覚めた瞬間は、足の付け根の止血をしている所だった。痛くて悶絶。もっと寝ていたかった。
むしろ安静時間も麻酔で眠らせて欲しかった。(それは無理)

そう、今から6時間の絶対安静時間に入るのだ。

終わりころに点滴が取れてしまったようで、刺しなおしたらしいけど記憶にない。
とりあえず痛がっていたらしい。けど、一撃必殺で点滴入るのね、もうずっとこの看護師さんに担当してほしい・・・と感じてしまった。

先生が止血しながら何か言ってくださっていたけど、記憶にない。
とりあえず成功したらしい。原因とみられる箇所は焼けたとのこと。

手術室から出ると旦那がいた。一緒に病室のある階の待合まで来るのはOKだった。
(病室はダメだけど)

緊張のしすぎで旦那にはぶっきらぼうな態度をしてしまった。ごめんね。
前髪の生え際を撫でられた記憶しかない。

旦那は待合に着いた途端帰らされてしまった。ありがとうが言えなかった。

夕飯は軽食だった。
パンとバナナと飲むヨーグルト??
朝食べれなかったから完食した。
意外と私元気かも!!!と思う。(笑)
ちなみに絶対安静時間だったのでベットは30度しか起こしてもらえなくて、
とても食べづらかった。

夜の9時には絶対安静体勢は終わるはずだったが、まだ右足はあまり動かさないでねと言われた。

腰が痛くなるのが怖くてクッションを借りたけど、あまり意味がなかった。
夜中は腰が痛くて悶絶していた。悶絶級だったけど、看護師さん呼んで湿布くださいとか
夜中だし言えなくて、次の日の朝もらった。
こんなに湿布が待ち遠しいのは初めてだ。

右足以外なら動かして大丈夫と言われたけど、他の部分動かす時って結局右足の付け根に力入るのよね。
どうしようか模索しながら夜が明けた。

10分~20分ごとくらいに目が覚めていたのでほぼオールしたようなものだった。
30歳手前でオールとか、もう絶対できないと思った。寝不足過ぎる。





Day.3 検査とベット上安静。足の付け根の痛み。


朝6時少し前に看護師さんが来て、尿道カテーテルを取ってくれた。
取る時も少し痛かった。

早速トイレに行ってみた。カテーテル取れたてなので痛みがあった。
朝ごはんは少し残してしまった。
朝ごはんが終わって少ししたら点滴が終わったので看護師さんを呼んで取ってもらった。
ついでに採血があった。やはり刺しなおしがあったが、これを乗り越えればもう注射系無いから頑張った。
やはり、プロでも私の血管は扱いにくいようだ。
腕はどちらかというと細い方なのだが、それは血管が見えやすいとかそういうことには関係ないらしい。

その後、心電図の検査があった。
心電図の検査室は遠かったので、車いすで運んでもらった。

足の付け根の手術跡が内出血を起こし、痛みでまともに歩けなかったので助かった。
痛みで足を引きずっていたので、先生が痛み止めをくれた。

というわけでその日はベッド上で過ごした。術後だったということもあって微熱もあったし、足痛いしで動く気になれなかった。

しかし、ネットスーパーの食材選びだけは何としてもやろうと思って注文した。
食材を選び、明日(退院日)に自宅に届くように設定して注文。
しばらく歩けないから、車の運転もできないし、スーパーも行けないしね。

旦那に買い物頼むわけにもいかない。
どれ買えば良いかきっと分からないから。

Day.4 退院の日。


退院は早めに出ることが決まっていたので朝からいそいそと支度をし、
朝ごはんが食べ終わるころにはすでに旦那が迎えに来てくれていた。

朝から少し動悸があったけど、一瞬で終わるようなものだった。
今後一瞬の不整脈は出ることがあるが、気にしなくて良いらしい。

先生と手術の結果や今後のことを話した後、そのまま退院した。

こんな医療が忙しいご時世に手術をしてくれてありがとう。

旦那は私が帰ってきたことにとても喜んでくれた。
しばらく歩けないから食事はテイクアウトしてくれたし、傷口を守る為にお風呂前にラップしてくれたり。(笑)
色々手伝ってくれた。
手術受けて良かったと言ってた。
早く足治してちゃんと家事するね。

今、とても幸せです。



手術後の経過は、今後追加していきたいと思います。
ちなみに、まともに歩けるようになったのは4日後くらいです。
さすがにこれは個人差があるのでなんとも言えませんが
仕事復帰は遠そうです。
微熱は3日続きました。




さて、このお話は「手術が成功したから」書いたのではありません。
失敗になっても書くつもりでした。
この日記を読んでくださった方の助けになりますように。



追記:術後1か月検診の結果


術後1か月が経過し、再度心電図検査をし、問題ないとのことでした。
退院日の先生からの説明で、心臓の余分な回路が復活してしまう人は1か月以内に起こっていることが多いとのことなので、今の所は安心かなと。
実は術後1か月が経過しても内出血の跡は完全には消えておりません。
内出血していた部分を触るとまだ痛みがあります。

ちなみに、術後1週間後くらいに膀胱炎になり、その翌月も膀胱炎になりました。

1回目は尿道カテーテルを入れたからだろうと思いましたが
(膀胱炎になったのは初めてだったのもあり先生もカテーテルの影響はありそうと言ってた)
本当の原因は謎ですね。膀胱炎は1度なったら繰り返す可能性があるようなので気を付けながら生活したいと思います。

もしかしたら、超絶ビビりの私が受けた手術のストレスも原因かも。


次は、3か月検診です。


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